No Momentum No Trade.

先物市場でスキャ職人目指しております。

ES (E-mini S&P500) 2022年7月の月間損益



少しでも疲れていると価格+出来高を自分の都合のいいように決めつけてしまい、この結果となりました。

優秀な経営者、優秀なトレーダーは精神が安定した持続時間が長い、言い換えると、認知能力の持久力が高く、安定した決断が下せることだと4年半かけて学びました。

ダン・アリエリーの著書に「決断疲れ」というトピックがあって、米国の裁判官は午後になると有罪判決を出しやすくなるというデータを紹介しています。裁判を行うならば午前中が無罪を勝ち取る確率が上がるそうです。

つまり、私は決断を繰り返すとすぐに「決断疲れ」を起こしてしまい、「決断疲れ」以前と同じ安定した観察、決断が出来なくなります。

疲れると前頭前野(理性)が休んで、偏桃体(本能)が優位になり「決断することを止めてしまいます=損のHOLD」これは餓死する確率を下げるため、本能的に脳のエネルギー消費を抑えているのでしょう。これに理性で抗うことはできません。

 

私の認知体力が十分であるときの決断の精度は全く問題ありません。

ゆえに、私にとってプラスの期待値の行動は「少しでも疲れているときは取引しない」という解決法になります。

 

「少しでも疲れている」の基準を、
「9:25までに20分の瞑想を行えなかった時」
と定義します。


20分は私にとって「長い瞑想」なので少し疲れていれば、瞑想したくないと判断するし、瞑想中に精神を集中できずにやめてしまうので、疲労度合を測る指標として良いと思います。