なぜ自然と逆張りしてしまうのか?
下降時は下降は早く、戻りは遅く値幅は狭く時間がかかる。
上昇時は上昇は早く、押しは遅く値幅は狭く時間がかかる。
遅い動きではチャンスが横たわっているように見える。(事実は逆で速い動きにはチャンスがあるが対応しにくい)
押し戻りの時間が素早い動きよりもはるかに長いから、もみ合いのところでエントリすることが多くなる。もみ合いだと動きがゆっくりなのでチャンスが横たわっているように見える。
- 速く動くときは大口の成行注文が必ずある。
- 速く動く手前は吸収が起こることが多い。
この2つに対応できるようになる必要がある。
つまりエントリータイミングは2つしかない。
- 吸収と一緒にエントリ。
- 大口の成行注文の後にエントリ。
レンジ相場では大口の成行注文とロスカット注文の見分けがつかないので、大口の成行注文の後にエントリすると最高値買いの最安値売りになる。
トレンド相場では吸収が起こる前に、大口の成行注文が価格を動かすことが多いので、吸収を待っているとトレンドには乗れない。
どちらが良いかの絶対指標などはない、
今の環境はどちらなのか?
この問いによって1.と2.を使い分ける必要がある。
そしてこの使い分けは最上級の実力が必要である。