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米国の先物取引業者の資産状況をランキングしてみた(投機家向け)

先物取引業者の資産ランキング2023年2月分(データ元:CFTC)

米国では先物取引業者のことをFCM(Futures Commission Merchant)と呼びます。
このFCM=先物取引業者を管理する日本でいう証券取引委員会みたいなものがCFTC(Commodity Futures Trading Commission)という組織で、CFTCから先物取引仲介業者の純資産状況が毎月リポートされますので考察しました。

 

ランキングは零細個人トレーダーでも口座が開ける先物取引業者のみとしました。
先物取引業者でヘッジャー(農家や原油、金属などの生産者)向けの業者や、ゴールドマンサックス、みずほ証券などの大資本のみを扱う業者(ブローカー)は除外しています。

 

画像を見ての通り、個人で口座を開ける先物取引業者はIB(Interactve Brokers)がダントツの資産健全性をもっています。しかし先物取引は少し手数料が高く、かつ取り扱い商品が株式インデックス先物のみです。金利原油穀物等の商品先物は日本人は取引不可となっています。

 

私はSierraChartのオーダールートサービスが使える太字の5社(Phillip, Advantage, Dorman, Ironbeam, AMP )を見ています。個人トレーダーでSierrChartを利用して先物取引を行うならばPhillip, Advantege が自己資本が高いです。

 

Advantege Futuresに口座を開く場合は、Stage5というIBから口座を開設します。Stage5を通さないと安い手数料の契約となりません。ややこしい。
IB = Introducing Broker  顧客と証券会社(FCM)の間の橋渡し役

Phillip, Dorman, Irobeam に口座を持ちたい場合はEDGE CLEARというIBから口座開設します。

 

ZNの往復手数料は(2023年5月現在)
Stage5 : 2.74USD 
EDGE CLEAR : 3.32USD(交渉可)
となっており口座を開くならばStage5がおすすめです。

先物取引の口座を開く場合は、なるべく自己資本額の大きなFCMから口座を開設したほうが安全です。