トレード損失額の曜日統計 疲労と衝動的な選択
リベンジトレードの曜日に偏りがあるのであれば、当然、損失額も曜日によって偏りがあるはずなので調べました。ESの損益は108円で変換してます。
なんと月曜日がトータルプラス
月曜日は休み明けなので、気力体力十分なために冷静な判断ができている証拠と断言して良いでしょう。毎月の95%はマイナス収支なわけですから。
1番の損失の多い曜日は金曜日
金曜日は圧倒的にマイナスです。先のリベンジトレード日の統計の通りリベンジ曜日でもあるので、感情的にトレードしている割合が多いということです。
トレード数は102回と多くないのでボラはあるが、私がちょうどエントリしたところで反転することが多いのでしょう。
週末は気分よく終わりたいという気持ちが強くなって自己都合のエントリをするのかもしれません(これは調べようがないので感想です。)
2番に損失の多い曜日は水曜日
水曜日はボラが小さいはずです。曜日別、月別でもボラティリティはつり橋型(両端の出来高が多い)になります。ボラが小さければ余計なトレードが多くなり、損失も多くなる。
木曜日
「4日間連続でトレードしているので疲労で雑な決断になっている」とはデータを見る限り言えません。期待値は火曜日とほぼ一緒です。
過度の運動トレーニングで脳も疲れる:世界の最新健康・栄養ニュース
過度の運動トレーニングは身体を疲れさせるが、意思決定に重要な脳の一部の活動も低下するようだ、という仏サルペトリエール病院からの研究報告。アスリートはより衝動的に行動し、達成に時間のかかる大きな報酬よりも即時の報酬を選択するようになったという。
アスリートでさえ疲労で衝動的な行動を選択する割合が高くなるのだから、私が疲れていれば、間違いなく衝動的な選択をしてしまうだろ。疲労を残さないことがとても重要である。
総論:
今日から死ぬまで金曜日はトレード止めます。
私の相場技術が問題なのではなく、金曜日には疲労で前頭前野が機能停止しているようです。。今後の更なる加齢により瞑想、運動をしても前頭前野の持久力が大きく高まることはないと思いますので。
調べたところ、加齢で扁桃体の活動は鈍くなり、前頭前野は成長するそうです。50代くらいまでは意思決定力(前頭前野)は成長するようです。瞑想と運動を続けましょう。
補足:もう一年分さかのぼってみた
2019/06~2020/05まで期間で、さらに一年間分の曜日別の損益統計を出してみた。この一年間はEuroBundの取引をしていて債券先物かつ欧州時間ですので、株価指数先物とはパータンが違うはずなのでなんとも言えないが、水曜日と金曜日が損失が多いのは同じ、火曜日がプラス、という結果となった。
週の前半(月、火)が私にとっての取引のチャンス曜日と断言してもよいでしょう。