先物での売り買いの出来高を元にスキャルピングを練習してきましたが、4年たっても、あまり上手になる気配がないので一旦終了して、国内FXに変更します。
FXはBid Volume, Ask Volumeが見られないのでトレード商品として候補に挙げていませんでしたが、Bid Volume, Ask Volumeで4年トレードしても利益が上げられないので「もういらんだろ」という判断です。
これは売り買いの出来高で相場の強弱を計ることができない、ということではなく、私には利益の上がるレベルで使いこなせないという決断です。
世の中には売り買いの出来高のみでスキャルピングをやって収益を上げ続けている人もいます。
推測ですが、こういった方々はADHDやASDの特性である過集中の状態で出来高を数時間連続で見続けることができるのだと思います。私は90分が限界でした。
私が取引履歴を買っているVernimanもトレード保有時間は数分から数時間ですが、中サイズのTime and Sales (歩み値)を一つも漏らさずに見ていると思います。それくらい細かい状況変化で行動を決断していました。これも9ヶ月ほど真似して取引履歴から数百パターンは検証しましたが真似するのは無理でした。ごく一部は可能ですが。ここからわかったことは、
すごい上手い人の取引履歴見ても再現性低い。
これを学びました。わかったのはVernimanは相場の変化に合わせて微妙にエントリポイントを変えていることです。その微妙な変更は、流れが来たときに飛び乗るのか、戻りを待つのか、この違いです。時間にすると30秒程度ですが。エグジットはさらに繊細でエグジットの真似は困難でした。彼はCMEのフロアトレーダーでもあったので取引の経験値が違いすぎるので決断も違うものとなるのです。
これらを学びに無理やり結び付けると、以下の結論になります。
「異常にうまい人のトレード見てもうまくならない」
「異常にうまい奴の真似はほとんど無理」
逆にとらえると、私のやるべきことは、
「他人の動向は一切気にするな」
「うまい奴のトレード見ても再現性ないと思え」
「自分のトレードのレビューだけやれ、他人のやり方に寄せるな」
とはいえ、上手な他人を観察することは全く無意味ではないと思います。同じように振る舞うことが不可能なだけです。そこを勘違いしないように。