No Momentum No Trade.

先物市場でスキャ職人目指しております。

先物市場に戻ります。

二ヶ月ほどFX市場の手動バックテストを行ってきました。優位性のある手法はあるものの、時間軸が長く、トレード回数も少ないので、先物スキャルピングに戻ります。

 

FX市場でのスキャルピングはスプレッドが広いこととBid Askの出来高が分からないために勝てる気がしないので挑戦していません。

 

よく取引手法はなんでも良いと言われますが、特定の手法、例えば移動平均のクロスが起こった時に取引するかしないかのフィルターの精度、つまりレンジかトレンドかの環境認識の精度がトレーダーの優位性のすべとなります。そしてこれが一番難しいのです。。

 

今後わたしが取引する市場はCBOTの米国10年債T-Noteとします。理由は米国債のPit Session(立ち会い時間)が8:20(米国東部標準時)からと日本時間では10:20(9:20米国夏時間)とESなどの株価指数先物23:30(22:30米国夏時間)よりも立ち会い時間の開始時刻が早いことです。

 

ESはVernimanの取引を見ながら9ヶ月チャレンジしましたが深夜の取引は睡眠不足で体調が悪くなり、扁桃体優位の決断が増えてしまったので続けられないと判断しました。睡眠不足は本当に体に悪いです。持久力、決断力、思考力、理性など全てが機能低下します。

 

「すべてのトレードで勝って自分の正しさを証明したい」
私一番の問題点はこれです。連敗するとルールもなにもなくなり、お祈り、放置してしまうのです。どうせ間違ってるんだったら脳が疲れる決断をしてもしょうがない、放置です。1分前の自分の考えを180度変えるのは正直疲れます。

私は戦局が悪くなると、決断を先延ばして退却せずに放置しているのです。放置して良いことがないのを500回以上繰り返して知っているのにも関わらず。

相場に参加し、自分のイメージ通りいかない時、自分のイメージの誤りを認められなくなる。ポジションと自分自身を結び付けてしまっているので逆行したポジションを見て受け入れるのに時間がかかる。この決断の遅さが利小損大、低勝率となっているのです。

 

なのでリアルトレードに移行して痛みを大きくしたいと思います。

 

人は非常に嫌な思いをしないと自分の行動を根本から変えようと思わないからです。

 

わたしの相場に対する知識や技術が足りないのではなく、思い通りにいかない時に我慢できなくて規律が無くなる。これが全ての問題だと思います。ここをなんとかする。

 

相場は思い通りにいかないのが通常だということを、まだ、受け入れられてないのです。頭の中では一万回以上唱えてるんだけど。

相場はランダム性が強く期待値プラスの行動でも損失を出すことを心から受け入れてない。