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米国の先物ブローカー(AMP Futures)の手数料体系について

2020/7/10更新

米国の先物ブローカー(AMP futures)の手数料の内訳について。

米国では先物取引の手数料は内訳が開示されていて透明性があります。

  • Exchange fee (取引所料金、場口銭)
  • NFA( National Futures Association ) fee $0.04
  • AMP(先物ブローカー)への手数料往復 $1.00
  • CQGトレードルート料金往復 $0.20

とすべて個別に請求されます。

Exchange fee + $1.24( 0.04 + 1.00 + 0.20 ) が基本料金となります。

$1.24 * 120円( USDJPY )=約150円とすると、OSE先物の手数料は下記となります。

  • 日経ラージ: 260円 + 150円= 410円
  • Topixラージ: 150円 + 150円= 300円
  • 日経ミニ:  26円 + 150円= 176円
    (サポートにMJNK80円にしてといえば80円になります。オイオイなんだそれ。2020/7/10調べ)

日経ラージとTopixラージは日本のブローカーより安いです。逆に日経ミニはかなり割高となります。

Exchange fee(場口銭)を安くしたい場合は取引所の会員権を所有するか、リースする選択があります。JPX(東証)は個人では99.9%の人が無理(資本金3億、純資産5億以上)ですが、CMEは割と簡単に個人でも会員権をリース、所有することができます。ブローカーも多くの取引手数料が見込めるので会員権の取得を手伝ってくれるようです。

ブローカーへ支払う手数料を安くしたい場合はAMPでは年始に2000ドル支払うと往復0.3ドルへ70%オフとなるシステムがあります。

 

データ&トレードルートベンダーについて

私は注文執行とデータ購読にはCQGを使っていますが米国では個人トレーダーは4社から選べます。CQGが一番安いのでほとんどの個人はCQGを利用しているでしょう。

 

各社トレードルート片道料金

 

トレードルートベンダー解説

CQG

CQGIC(最上位のプラットフォーム)を使う場合はサーバーのロケーションを選べそうですが使ったことないので不明です。CQG API, CQG Fixでもサーバーはシンガポール、シカゴ、ロンドンと選べるようになったようです。個人利用ならばおそらく最安。

Trading Technologies

主にプロップトレーダーが利用しています、トレードルートフィーもキャップ(上限)があるので日に何千枚もトレードする人は一番安くなります。こういった人たちは大抵、取引所のメンバーシップを所有したり、リースしたりしてExchange feeを下げています。

Rithmic

BookMapXRayを利用しているユーザーは使っています、フルデプス(フル板)が見られます。

 CTS-T4

CMEしかやらない人向き、サーバーがシカゴにあるからです。トレードルートフィー+月額$10かかります。