No Momentum No Trade.

先物市場でスキャ職人目指しております。

心の柔軟性の重要性

 

私たちは一度決めたことや思ったことは、自分のアイデアとして過大に評価してしまうバイアスがあります。(不合理だからうまくいく ダンアリエリー)

 

短期の相場参加者として私たちが試されているのは常に自分の意見に柔軟であることです。
いかに自分の思い通りでなかった場合に、素早く姿勢、意見を変えるか、この競争といっても過言ではないと思うようになりました。

 

参加者の大多数にとって意外な動きであればあるほど、心が柔軟な人しかついていくことは出来ない。

 

思い込みが強い、こうなってほしい、ここまで我慢したから、さっきまで強かったから、だからこそ、手仕舞いが遅れて一方方向への強い動きを作り出してしまう。


私は、損失を確定する必要のある参加者の売買に自分の建玉を運んでもらいたい。この流れに乗るためには、意見を的確に素早く変える先頭集団に参加できなければならないのです。

 

毎日相場を眺めていれば「上に行きそう」「下に行きそう」なんとなくわかるときがあります。(それを収益化するのはまた別の話として)

 

「上に行きそう、、」「あれ上あんまり買ってこない、、」「下かよ!」

この時に相場は動きます。
なぜなら多くの人が買いだからです。理由は自分が上だと思ったからです。

 

「下に行きそう、、」「あれ行かないな、、」「上か!」

この時に相場は動きます。
なぜなら多くの人が売りだからです。理由は自分が下だと思ったからです。

 

人が感じることなんて大差ありません。
しかし、自分の意見を変えるまでの時間は人によって大きく異なります。

ある人は自分の意見に固執し、大きな損失を最終的に受け入れます。

ある人は想定と違ったら即座にポジションを閉じてスタンバイ体制に戻ります。

後者の人間に成れなければトレーディングで生き残ることは出来ないのです。

 


※上記前提は参加者が多く、ボラティリティが期待できるときです。参加者が少ない時はどちらにも動かず、何もしようがない場合も多々あります。